長崎・島原湧水 火山の恵みで暮らし潤す
長崎県・雲仙岳の麓に広がる島原市は、「水の都」として知られています。山々に蓄えられた水が、市街地の至る所から湧き出し、1日に20万トンもの水が生活を支えています。
この豊かな湧水は、地域の暮らしを潤すだけでなく、銘菓「かんざらし」などの名産品を育んでいます。特に「かんざらし」は観光客にも大変人気があり、多くの人々を魅了しています。
猪原金物店の水くみ場では、蛇口から勢いよく水が流れ出ており、地元住民はもちろん観光客もその新鮮な湧水を楽しんでいます。
火山の恵みであるこの豊富な湧水は、島原市の大切な資源として、これからも人々の暮らしと観光を支えていくことでしょう。
(2025年10月11日 14:30 本山友彦)